#47 沈黙の艦隊 突飛さをリアルにする力
全8話をのんびり見ました。とても面白かった。
今週見たドラマ
沈黙の艦隊
Amazon Prime Videoで沈黙の艦隊 東京湾大海戦を見た。
9/26には続編である北極海大海戦の公開が予定されている。
それが理由かは知らないが、Amazon Primeのリコメンドでおすすめされて、もともと興味があったので見ることにした。
『沈黙の艦隊』あらすじ
原子力潜水艦「シーバット」が最新鋭の原子力潜水艦としてアメリカと共同建造される
艦長・海江田四郎(大沢たかお)は乗組員と共に艦を奪取し、「独立国家やまと」を名乗って公海上へ
目的は「領土を持たない専守防衛の独立国家」として、戦争をなくすこと
日本、アメリカをはじめ各国は「やまと」の行動に振り回され、世界的な政治危機に発展する
一方、海江田を追うのは海自の護衛艦「たつなみ」艦長・深町洋(玉木宏)。二人はかつての同僚であるが、別の国の軍人として対峙することになる
先に結論
とても面白かった。軍事と政治が絡む作品は好きだ
理想を実現しようとするキャラクターは魅力的
国際政治や戦場の描写で手を抜かないからこそ、突飛な設定がリアルになる
理想を実現しようとするキャラクター
海江田四郎が好きだ。
というのも自分の立場がそうさせていると思う。理想と現実で、理想を突き上げるにはこの世界はあまりにも前提が多すぎる。
その前提を原子力潜水艦一隻という軍事力で根底から覆し、理想の実現をしようとする。非常に魅力的なキャラクターだと思う。
もちろん、この作品がエンタメであるという前提での話だ。実際に彼が専守防衛に徹しているのかは微妙なところではある。
作中でも、海江田四郎という主人公の思惑が計り知れず、それに賛同する者もいれば、反対する人もいる。おそらく見た人の感想でもそうだろう。
しかし本人が理想を実現できるかどうかはさておき、理想を実現するための人間はこのような姿をしていなければならないと思う。
非現実的な”リアリティ”
核戦争がメインテーマにあり、息がつまるような緊張感で話は進んでいく。
戦場でも、政治の場でも。
そして戦場だけでなく、主に日米との交渉も含めた状況までもが描かれているからこそこの作品は面白い。
もしも日本が原子力潜水艦を持ったら?のような現実的には考えにくいことが実際に起きたとき。この前提だけは非現実的でも、それ以外が徹底して作り込まれるからこそ、こういう作品は面白い。
潜水艦での戦いや首脳会談の様子はどこまでリアルなのかは正直よくわからない。しかし素人目にも徹底的に作り込まれ、BGM含め迫力のある演出が展開されていく。
総評
ここ数年で見た映像作品の中ではトップクラスに面白かった。ぜひ次の作品も見たくなった。
シーズン2をドラマでやることがあったら見ると思う。原作も読んでみたい。
今週の外出
フォトウェディング
妻とフォトウェディングに行った。とある料亭でロケーション撮影をした。
池に鯉がいたり、畳の部屋に月などを模した壁があったりしてとても写真映えがするスポットだった。
Instagramとかをやっているくらいだからたぶん店名を出すことに何の問題もないと思う。ということでInstagramのアカウントを載せておく。
その写真はここには載せない。まだ写真はできていないし、なにより人に見せびらかさなくていい。
最初は正直まったく乗り気じゃなかったのだけれど、思っていたよりも楽しかった。
やってみたら楽しいものだし、こんなに楽しいなら毎年のように撮ってもいいと思う。
ちなみに、ちょっと朝が早すぎたのでホテル泊をした。両国に泊まったのでちゃんこ鍋を食べた。それはそれで美味しかった。
なんだかんだ毎週遊んでいる気がする。こんな幸せでいいのだろうか。
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